アクワラーニャ ~新鮮なトリュフが一年中味わえる町~

アクワラーニャはイタリアの代表的なトリュフの産地で、トリュフ行商の中心地のひとつとして有名な町です。
農業がメインですが商業も発展しつつあり、街並みは近代的。
地名の語源は古代ラテン語「アクエ・ラニエ=血みどろの戦闘の川」という意味で、その昔、フルロ峡谷でビザンチン人のナルセーテが、ゴート人のトティーラを打ち破った時の凄まじい戦いに由来します。
おもな見どころ
【サンタ・ルチーア教会】Santa Lucia
現在までに何度も修築、再築を重ねた1500年代の建築物。
【カンディイアーノの要塞】Fortezza sul Candigliano
アウグストゥス皇帝時代、旧フラミニア街道に建設された長い陸橋。
【サン・ヴィンチェンツォ修道院】Abbazia di San Vincenzo
6世紀に築かれた地下礼拝堂の周りに、ベネディクト派修道僧たちが9世紀に建立したという説がある修道院。
【その他】
ナーロ城 Castello di Naro も訪れてみましょう。
博物館
【アクワラーニャ・トリュフ博物館】Museo del Tartufo di Acqualagna
マルケの最初のトリュフ博物館として2018年に開館。
トリュフの収穫から最終的に調理されるまでの流れが見られるマルチメディア博物館です。
アクワラーニャの周辺
【ピオッビコの街】Piobbico
アクワラーニャから約16km。 ブランカレオーニ城 Castello dei Brancaleoni とその 博物館 Museo Brancaleoni は一見の価値あり。
博物館には古代地理学、自然科学、人類地理学、鳥類学に関する収集品が保存されています。
【フルロ峡谷自然保護区】Riserva Naturale Gola del Furlo
アクワラーニャから 旧フラミニア街道 Via Flaminia 経由約3km。
カルチャー&グルメ・イベント
2月 マルケ州特産高級黒トリュフの市
8月 マルケ州特産夏トリュフの市
10月・11月 イタリア全国産白トリュフの市
ワイン&フード
【トリュフ】
“年中新鮮なトリュフが採れる街”アクワラーニャ。
10月1日~12月31日は白トリュフ、10月1日~3月15日は黒トリュフの収穫のシーズンです。
また春と夏には「スコルツォーネ」と いう黒トリュフと、「ビアンケット」または「マルツオロ」と呼ばれるトリュフが採れます。
おすすめリンク
Museo del Tartufo di Acqualagna アクワラーニャ・トリュフ博物館
地図
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