ウルビーノ ~ラファエッロとフェデリーコ公を生んだ世界遺産の古都

町全体が芸術です


世界遺産に登録されている古都ウルビーノは、モンテフェルトロ家の領地であった頃が最も栄えた芸術の街として知られています。


中でもモンテフェルトロ公フェデリーコは、この街をイタリア・ルネサンスの文化・芸術の中心地の一つとして確立したことで有名です。


ウルビーノからは、偉大な芸術家ブラマンテやラファエッロが誕生しました。


現在では、陶器、金銀細工、アンティーク家具や古書の修理、石細工、彫刻、革細工、楽器の製造などが盛んです。

おもな見どころ


【国立マルケ州美術館】Galleria Nazionale delle Marche
15世紀に建てられたドゥカーレ宮 Palazzo Ducale 内にあります。宮殿はルネッサンス期の最高傑作のひとつとされる建物です。

古典学者のバルダッサーレ・ダ・カスティリオーネは「宮殿の形をした町」と賞賛しました。

建築家ルチアーノ・ラウラーナによって1464年~1472年建築工事が進められ、その後、モンテフェルトロ家の数々の重要な要塞を手がけた建築家フランチェスコ・ディ・ジョルジョ・マルティーニが仕事を引き継ぎました。


フェデリーコ公爵は1482年に他界しましたが、建物は1536年にジローラモ・ジェンガによって完成されました。

建物の二階は「貴族の住居」と呼ばれ、フェデリーコ公爵が家族と共に住んだ住居でした。 公爵の書斎を訪れると、感慨深い昔の日々が蘇るようです。

各部屋には見事な芸術品が数多く残されており、中でもペードロ・ベッルグエーテ作「モンテフェルトロ家のフェデリーコ公爵と息子」、 ラファエッロ作「貴婦人の肖像」、 ピエーロ・デッラ・フランチェスカ作「キリストの鞭打ち」、 「セニガッリアの聖母」などは傑作中の傑作と称されています。

またパオロ・ウッチェッロ、ルチアーノ・ラウラーナ、フェデリーコ・バロッチの作品も多数展示されており必見です。

【フェデリーコ公爵広場】Piazza Duca Federico
18世紀~19世紀に建立された新古典主義様式の ドゥオーモ Duomo (街で一番重要な教会)があります。

【サッフィ通り】Via Saffi
その昔モンテフェルトロ家の伯爵達の住居で、現在は大学として使われている建物 Palazzo dell' Università、ゴシック様式の聖アゴスティーノ教会 S. Agostino などが見られます。

【聖ジュセッペ礼拝堂】Oratorio di S. Giuseppe
スタッコ(しっくい)で創られた珍しいプレセーピオ Presepio(キリスト降誕の場面を人形で表現した模型)があります。

【その他】
ラファエッロの生家 Casa di Raffaello に残る作品の複写、15世紀建立の オラトリオ・聖ジョヴァンニ・バッティスタ教会 Oratorio di San Giovanni Battista の多数の貴重なフレスコ画 (ヤーコポ Jacopo & ロレンツォ・サリンベーニ Lorenzo Salimbeni 作)、さらに アルボルノツ要塞 Fortezza Albornoz などもお見逃しなく。

美術館&博物館


【国立考古学博物館】Museo Archeologico Statale
古代の様々な時代の石碑や碑銘文が保存されています。

【アルバーニ司教美術館】Museo Diocesano Albani
ドゥオーモに隣接。 聖遺物箱、家具調度品、聖杯、陶器、 磁器、燭台や絵画等の貴重なコレクション等。

ウルビーノの周辺


【フルロ峡谷自然保護区】Riserva Naturale Gola del Furlo
フルロ峡谷とパガノッチョ山によって構成される自然保護区。 気軽なハイキングやキャンプなどが楽しめます。

そばを通るフラミニア街道沿いには、古代ローマ人が掘ったトンネルが残っており興味深いものです。

カルチャー&グルメイベント


4月~5月 イタリア全国職人芸大会・作品展示会
6月 竹馬のパーリオ
6月 凧揚げ大会
7月 古典音楽フェスティバル
8月 ドゥーカ(公爵)の時代祭り。16世紀当時を再現し、時代衣装を着た人々が行列して街中を歩きます。

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地図


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